ドッグスマートシティの実現に向けて
ご挨拶
全ての犬&飼い主の皆様が暮らしやすい街/都市の実現をゴールに、まちづくり・地域活性化のような社会デザイン・社会イノベーション領域、スマートシティ・スーパーシティといったプラットフォーム領域、ペット産業の変革といった産業イノベーション領域を「犬」でつないで再構築する様々な活動にコミットしている「犬賀」ならぬ「大賀」です。
INUVATION研究所の代表として活動しております。(ブログの最新投稿はこちら)
「犬を飼う」シーンはとても面白いのです。
ペット系というと、よく「犬を主役」に考えてしまいがちですが、人間社会に暮らす「人間」が飼うことを忘れてはいけません。
社会と飼い主さんという関係から考えなければいけません。例えば「犬が苦手・嫌いな方」もいるのが社会です。そして飼い主は子供からお年寄りまでさまざまです。大家族から一人暮らしまで、広い庭の戸建てからワンルームマンションまで住居もバラバラです。
ペットというと環境省の管轄(動物愛護管理法が環境省ですので)なのですが、社会として見るべきであるので、国交省、経産省、厚労省、総務省、文科省、、、すべての省庁の方々に注目頂きたい領域だと考えています。
また、こういう多角的な視点からペット産業を捉え直すと、イノベーションの源泉はまだまだ埋もれています。
企業の皆様とも新規事業開発に向けていろいろご一緒できれば幸いです。
スマートシティの文脈で捉える活動もしています。何よりスマートシティは面白いです。
スマートシティに関しては、データ利活用、EBPM、都市OS等のキーワードがありますが、はっきり言って抽象的です。
都市の力を最大化させるとはどういうことなのか?
それは暮らす人の経済、文化、その他で失うものを最小化し、新しく生み出すものを最大化する、永久にグルグルと回し続けるエンジンを持つということだと考えています。
例えば、なんらかのITシステム導入しても、使いこなせる人が増え、多くの人が当たり前に使って、新しい付加価値を生む状態にならない限り、そのITシステムは時間とともに劣化するだけの負債です。
誰も運転免許持っていない事業所で自動車を購入しちゃった状態に近いです。買った次にすべきことは「自分で運転して移動できるようになると業務が改善するかもしれない人」全員が運転できるようになることです。
こんな片手間な状態、負債だけ積み上げた状態からの脱却をお手伝いさせて頂いています。
2018年度までは高松市のスマートシティ化を支える協議会の事務局として市役所と二人三脚で活動しておりました。現在は大学の研究員として、ペット系の一般社団法人の理事としても活動しています。
順次発信して参ります。
よろしくお願い致します。