INUVATION研究所

こんな時代だからこそ犬を飼う、飼いやすい社会づくりが求められています。 犬と飼い主を取り巻く社会&都市づくり、イノベーション支援をさせていただいております。 特に現在はドッグ・スマートシティに力を入れております。

早朝、犬と散歩する価値

先日、フジテレビの朝の番組「めざましテレビ」のコーナー「今日のワンコ」で御年25歳のおばあちゃんワンコ、プリンさんが紹介されていました。素晴らしいですね。25歳ですよ。この暑い夏を乗り切ってください。

さて、ワンコの健康を支える上で大事なのは、食欲の維持でそのためにも毎日の適切な散歩は欠かせません。

散歩は健康のためであると同時に、地域の目なんです

犬の散歩者の「地域の目」の有効性に関する研究」なんて研究をしている方がいらっしゃいます。犬の散歩をしている飼い主さんの存在が街に与える影響を日本建築学会で発表されたものです。犬の散歩というと、電柱におしっこさせてことで生じる匂いの問題とか、入場禁止になっている公園や空間に連れ込む問題、さらには今でもたまに見かけるノーリードで散歩させている人がいる問題等、いろいろあります。

もちろん、公園、公共空間、建物などを入場可能にする、ノーリードが許される街づくりをすることは大歓迎です。ただ、それは特区を皆で創ってそこに移住して実現するのが筋でしょうね。今話題のスーパーシティ法案を活かして実現でしょうか。

ただ、問題だけじゃないんです。

こんな新型コロナ禍の夏でも、飼い主さんは涼しい時間帯、早朝や暗くなる頃、に散歩するわけですから、自動的に「地域の目」になるんです。毎日、自宅周辺部を歩くわけですから、変化にも敏感ですよね。

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挨拶に限らず、日々歩けば気づくことってありますよね。

事件を未然に防ぐ効果、起こった事故・トラブルを早期に発見し通報などにつながる効果があるわけです。

これ自体が価値なんです。

在宅ワークで散歩の時間が変わる、でも気温には気をつけて

もともと1時間くらい通勤されてて、今は在宅ワークになっている飼い主の方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?

在宅ワークで生まれるのが、通勤時間分の余剰です。是非、その増えた時間を使って少しゆとりをもった散歩してみましょう。朝はどうしても早朝でないと暑さが問題です。

475897 犬は、平均体温が38度ほどあります。

しかし生き物です。生き物は体を構成するタンパク質が熱で固まる温度41度強までしか活動できません。つまりワンコは特に暑さに弱いんです。人と違って汗腺が体に無い(足の裏に集中)ため体温を下げる方法がもともと弱い特性もあり、熱い地面の近くを歩くわけですから、外気温が上がるとダイレクトにダメージを受けてしまいます。

というわけで、通勤していた頃のように、場合によってはそれ以上に早朝に起きてワンコの散歩を毎日してあげてください。

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